サイドテーブルをdiy 作りました 自作

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サイドテーブルをdiy 作りました。

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サイドテーブルを作りました。サイズは 約 幅450mm 奥行き300mm 高さ400mm です。材料は ツーバイフォー(2×4)ツーバイスリー(2×3)18mm厚のパイン集成材。

完成までの過程(作り方)を紹介します。

サイドテーブル diy 自作 spf材

ホームセンターでツーバイフォー(spf材)を 購入します。

売り場で 木材を選ぶとき、曲がりやねじれの少ない材を 選びます。木の表裏方向をあわせた状態で 材を2本以上重ねると、曲がりやねじれの状態が 分かりやすくなります。

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木の表裏は、木口(木の切り口)の年輪を見ると 分かります。木の表皮方向の面が表、木の中心方向の面が裏です。

ツーバイフォーをカット

頭の中で なんとなく 脳内設計図を描きます。天板の大きさと 作りたいサイドテーブルの高さを基準に、脚の長さなどの寸法を 決めます。

ツーバイフォー(2×4)を必要な長さに 切ります。卓上丸鋸(丸のこ)を 使っています。

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ホームセンターでカットしてもらうこともできます。僕も 最初の頃は ホームセンターでカットしてもらっていました。

なんですが、材をどれくらい正確に切れるのかで diyの仕上がりは 大きく変わります。

例えば、テーブルの高さ方向に対して垂直な切断面を作らないと、テーブルの脚を まっすぐ取り付けることが できません。

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また、脚になる4本の材料は、4本の長さが 正確に きっちり 同じである必要があります。違うとガタガタしちゃうので。

そういうときは、上の写真のように 必ず同じ長さで切断できるような ストッパーを自作して、材の長さをそろえる工夫をしています。

ダボ穴 埋め木の穴を開ける

材料が切り終わったら、脳内図面を うにょうにょして 必要な場所にネジ穴を開けます。

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ビスを打って固定した後で 埋め木(ダボ)を打ち込んで ネジ頭(ビスの頭)を隠します。埋め木の直径(12mmと10mm)よりも 0.5mm小さい径のドリルを 選んでいます。

そうすると、埋め木を固定するときに ボンドが不要です。

また、(これは好みかもしれませんが)木表が 完成したときに 外側になるように、材料を組み合わせます。

ツーバイフォー(spf材 松の木とか)の場合は、木裏が めくれてくるようなことはないので、どちらでも大丈夫です。

木表は凹 木裏は凹 になるように、乾燥して木が変形しますので、適材適所使い分けることができます。

水性ステインで 着色します

組み立てる前に 色を付けます。オイルステイン(水性なのでオイルではない?)を 使います。

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ぬりぬり。

色が入ると 嫌われものの 節が、なぜかカッコよく見えてきます。節が大きく見える方向に 材料を組み合わせます。

組み立ててから着色する手順が 木工diyでは一般的のようですが、組み立てる前に塗ると、細部まできちっと 色が入ります。手が入らず 塗り残しになってしまうことも ありません。

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アサヒペンの水性ステイン(ウォルナット)で塗りました。1回塗りだと こんな感じの色味になります。重ね塗りすることで、濃さを調整できます。

屋外で見ていると もっと色を濃くしたくなりますが、部屋に持ち込んでみると 薄めの色合い(風合い?)の方が その他の家具とマッチする気がします(たぶん)

水性ステインと亜麻仁油を組み合わせるお話 ⇒ 水性ステインと 亜麻仁油を 組み合わせた塗り方

パイン集成材 天板の加工

天板にも ネジ頭を隠すための穴(ダボ穴)を開けます。

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天板の上側から 脚をビスで止めます。もちろん下側から固定して ネジ頭を見えないようにすることもできますが、表から止めて ネジ頭を埋め木で隠すデザインが 好みです。

サイドテーブルを組み立てます

さて、色も塗ったし 材料の下ごしらえも終わったので、いよいよ組み立てです。わくわく。わくわく。

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組み立てる前に、部品を仮合わせします。節の入り方や 切断面の調整できなかった傾きなどを 考慮して、脚や補強部品の配置を 決めます。

ビスを打つと 材料同士が引っ張られて、切断面が ピタッと密着します。ですので、切断面の 脚の軸方向に対する 垂直度によって、脚の傾きが決まってしまいます。

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独り作業なので クランプを工夫して使いながら、組み立てていきます。

ビスを打つときは、上から下に(地面に向かう方向に)力を入れられるように、サイドテーブルを回しながら 配置して 組み立てます。力が入れやすい方向を確保することで、プラスネジのネジ頭を つぶしにくくなります。

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補強を入れます。電動工具が 入りやすいように、クランプの向きを選択します。

サイドテーブルの形が見えてきました。この瞬間が とっても楽しい

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4本の脚は ガタつきもなく、きれいに接地しました。うれしー たのしー

ページが長くなってきたので、続きのページを作ります。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 

続きはこちら ⇒ ツーバイフォーでサイドテーブル diy 自作

f:id:inthepig:20210808171243j:plainこんな感じに完成します。

水性ステインと亜麻仁油のお話 ⇒ 水性ステインと 亜麻仁油を 組み合わせた塗り方