モミの木を天板に使った サイドテーブルの脚を 組みます。
モミの木 もみの木 天板 脚 サイドテーブル diy
もみの木の1枚板を 天板に使ったサイドテーブルを作ります。脚には 36mm × 45mmの角材を使いました。赤松 垂木 という名称でホームセンターに売っています。
サイドテーブルの脚を組む
材料に選んだ角材は、穴が開いて 崩れてしまいそうな節が ところどころに入っているので、節部分だけを切り落として取り除きます。
ちょっともったいないような気もしましたが ここから曲がりが出る原因になるのも嫌なので 贅沢に使います。
丸ノコを使って、必要な長さに切りそろえます。
対になる部品は、2本そろえて切る(同時に刃物を入れる)ことで 同じ長さに切りだすことができます。工作精度の向上は、地味な工夫の積み重ねだと思います。
反り止めとして使う部材は、端部を斜めに落としてみました。
デザイン都合の斜め切断なので 正確な45度は不要ですが、こういうときも卓上丸ノコは便利に機能します。
ただし、垂直方向に対して角度をつける切断は、ノコの刃跡が大きく残る傾向にある気がします(道具の使い方の問題かもしれませんが。
大まかに墨線(下書き線)で切った後で 刃跡を消すために コンマ数ミリずらして ノコを滑らせるようにすることで、きれいな切断面を得ることができます。
ざっとですが、サンダーで表面を整えて 角は手作業で トゲトゲなどを落とします。
下穴を開ける
脚を組み立てるための ビス(ネジ)用の下穴を開けます。
こんな感じ(90度に2つの材を組み合わせた)の垂直ガイドを作って、ガイドに(なんとなく)合わせながら 穴を開けることで、地球(地面)に対して垂直に穴を開けることができます。
穴を開けおわりました。
スターエムの竹用ドリルを使うことで、バリやササクレのない きれいな穴を開けることができます。
塗装 色付け オイルステイン 水性
たのしい たのしい 色付けです。
アサヒペンのオイルステイン 水性タイプを使います。
最後の仕上げで オイル(オリーブオイルやアマニ油)を塗りこむと 色が濃くなっていくので、この時点の着色は とにかく薄めを意識してます。
まぁ好みなんですけど。
「着色」という漢字もあるので「色を着ける」なんじゃないのかと、いつも思います。
材料の下ごしらえが整い、いよいよ組み立てです。
サイドテーブルの脚を組む diy
ズレのない正確な組み立てをするために、あれやこれや クランプで押さえつけながら 位置を決め ビス(ネジ)を打ちます。
当て板をはさみながら、クランプの懐を確保します。当て板をいれることで 接触面積が大幅に広くなるので、ちょっとの締めつけ圧で 動きを規制することができます。
お値段も たかーい んですが、長めのクランプがあると 便利です。
ビス穴が隠れてしまい(工具が入らなくなる)直接的に固定することが難しい場合は、このように長い角材を補助的に使って 間接的に後ろから 動きを固定します。
クランプや当て板などを 知恵の輪のように組み合わせて サイドテーブルの脚を組み立てていきます。
今回、内側からビスで 脚を固定することにしたので、組み立て順序を間違えると 工具が届かない構造に なっています。
あまり気持ちよくはありませんが、表側から見えるビス頭を隠すための作戦です。
とはいえ こんなに穴が開いていて、穴ぼこだらけです。
ダボ接合で組むこともできるんですが、すっぽ抜けの強度を考えると、どうしてもビスを打ちたくなります。
今回から、ビスを打って固定するときに 木工用ボンドを ほんのちょっとだけ 塗るようにしました。
ギュッと押さえつけて 圧着したときに 周りから ニュッと はみ出てこないくらいの、本当に ごく少量です。
ボンドをはさむことで 材と材が密着する?接触面積が広くなることによる 摩擦力の増大に起因する ズレ方向の 強度の向上を狙っています(どれくらい効果があるのかは 不明です。
モミの木を天板に使ったサイドテーブルが できあがってきました。次回で完成です。
もみの木でサイドテーブルを作る ⇒ もみの木で サイドテーブルを作りました
モミの木の 天板を仕上げる話 ⇒ もみの木 サイドテーブルの天板を作る