エッセのタイヤを交換してもらう

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エッセ(ダイハツDBA-L235S)のタイヤを交換してもらいました。

エッセのタイヤを交換してもらいました。

タイヤは横浜ゴム株式会社 BluEarth-Es ES32 145/80R12 74Sを選びました。ブルーアースです。ホイールはトピー実業株式会社 E47 TF358 12×4.00B インセット40mm ハブ径54mmを選びました。(E47はもう廃番になっていて、E48が後継商品のようです。また、エッセの12インチ純正ホイールは 4J +35のようです。)

お世話になっている(迷惑ばかりかけている)車屋さんに、タイヤをホイールに組みつけてもうらうこととホイールバランスの調整をお願いしました。いつもありがとうございます。

黄色の軽点(タイヤの最も軽い位置とホイールの最も重くなるエアーバルブの位置を合わせましょうマーク)ではなく、赤色のユニフォミニティ点(uniformityは名詞です。均一性や統一性という意味。タイヤの最も硬い部分(厚みが厚くなると同義?)とホイールの円周が最も凹んでいる部分(青色の点)を合わせましょうマーク)で組んでほしいという、シッタカブッタ何も分かっていない素人にも優しく話を合わせてくれる宇宙のように広く大きな心を持った車屋さんです。

(バランスウエイトは錆が発生して後々でエアー漏れの原因となることを承知の上で、見た目が好きな打ちこみ式でお願いした。本当にありがとうございます。)

タイヤが新しくなって、車がよく転がるようになりました。タイヤを交換する前の感覚でブレーキを踏むと、止まりたいところで止まれずに、余分に車が進んでしまいます。交換する前よりも早めにブレーキを踏み始める必要があります。

赤信号や前走車を確認してアクセルを戻したとき、もしくはクラッチを切ってギヤをニュートラルにしたとき、惰性で転がる距離が明らかに増えた印象があります。(たぶん。)

ここから先は、クルマノコトガヨクワカラナイ素人によるウダウダです。

エッセのタイヤを交換してもらう

(2022年6月に中古車としてエッセを購入してから)ずっと交換したかったタイヤを2024年2月にようやく交換することになりました。

重い腰をあげてタイヤ交換にいたったきっかけは、パンクです。ある日、右前のタイヤがタッピングネジを踏んでいて、空気がゆっくりと抜けていく状態であることを発見しました。

タイヤの溝に小石がはさまった状態で車を走らせると、チっチっチっと周期的に音がします。気になるので音が出る小石はいつも取り除くようにしています。

今回も(チっチっチというかコっコっコっというか)音がしていたので小石だと思って取り除こうと思ったら、ネジが刺さっていました。

ネジの首下長さが短く、パンクしていないことを祈りつつネジを抜きましたが、ばっちりとパンクしていました。ネジを抜くと、あっという間にタイヤはぺちゃんこになりました。

タイヤが古い(2019年製造)こと。

ホイール4本中の1本にぶつけたような跡があること。

装着されていたタイヤがTOYO TIRE株式会社 TOYO V-02e 145 R12 6PRというビジネスバンや小型トラック用のタイヤであったこと。

スピードメーターを読んで65キロ付近で、ハンドルに周期的な振動が伝わってくること。(速度は正確に覚えていないのでおよその数値です。)

(エッセを購入直後にこの症状に気がつき、前後でタイヤホイールを入れ替えてごまかしていました。前後でタイヤとホイールを入れ替えてからは、メーター読みで110キロ付近でボディ全体が周期的に振動するような状態でした。)

このような状態だったのでパンク修理は選ばずに、タイヤもホイールも4本すべてを新しいものに交換してもらうことにしました。

トピーの鉄チンホイールは4本で約2万円でした。タイヤを買って、タイヤをホイールへ組みつけてもらって、ホイールバランスを調整してもらって、4本で約2.5万円です。廃棄するタイヤ代を含めても5万円でおつりをもらえました。

組んでもらったタイヤホイールをアジト(おうち)に持ち帰って、車体に取りつけ(交換)を行いました。

タイヤとホイールが新しくきれいになるだけで、車全体の雰囲気が違って見えます。

ホイールバランスについて

タイヤを交換する前は、スピードメーターを読んで65キロ付近でハンドルに周期的な振動がありました。

エッセを中古で購入してすぐにこの症状に気がつき、前の2本と後ろの2本を入れ替えることで、この現象をなかったことにしていました。

(ハンドルシミーとか、ステアリングシミーとか、高速シミーとか、ホイールバランスの狂いが主原因でハンドルがブルブルと震える現象だそうです。)

(エッセを中古で購入した段階で)ホイールバランスは調整してあるようで、バランスウエイトがついていました。それでもハンドルがブルブルと周期的に振動する現象が発生していました。(ホイールにぶつけたような跡がついていました。この跡がついたときに起きた何かによって調整してあったホイールバランスが狂ったのでしょうか)

タイヤもホイールも新品に入れ替えて、ホイールバランスも調整してもらって、ハンドルがブルブルと周期的に振動する現象は完全に解消しました。110キロ付近で発生していたボディ全体が細かく振動するような現象もなくなりました。

タイヤとホイールの振れについて

組んでもらった4本のタイヤとホイールの(前後左右の)取り付け位置を決めます。

バランスウエイト(重りの量)が少ないタイヤから順番に、運転席(右前)⇒助手席(左前)⇒右後ろ⇒左後ろとタイヤを選んで取りつけると聞いたことがあります。(ホイールバラスが調整してあるにも関わらず、なぜそのようにするのか理屈を知りません)

▲ 今回はウマ(馬?)に乗せた状態でタイヤを回して、4本のタイヤの縦振れと横振れを測定しました。最も真円に近いものから順番に、右前⇒左前⇒右後ろ⇒左後ろとタイヤの場所を決めました。

人間の目は想像よりも優秀で、回っているタイヤに対してノズルなどの細い棒を定位置に固定するだけで、タイヤの振れの優劣を判断することが可能です。

新しいタイヤホイールの組みは、4本とも横の振れは同じくらいでした。(タイヤの回転1周に対して、必ず1回横にフッと1.0mmから1.5mmくらい振れる場所があります。4本すべてのタイヤで同じように振れが起きていたので、おそらくタイヤの製造方法起因の振れだと考えました。たぶん。)

縦の振れは、0.0mmから0.5mm程度の組みが2本、0.5mmから1.0mm程度の組みが1本、1.0mmから1.5mm程度の組みが1本でした。この順番で、右前から左後ろまでの位置に決めました。

縦の振れの原因は、ホイールに起因するものなのか、タイヤに起因するものなのか、ハブへの取りつけ方法に起因するものなのか、原因は分かりません。

文字にして1ミリと書いてしまうと大きな振れに感じないかもしれませんが、1ミリ振れているだけで見ていて分かるくらいにタイヤがグワングワンとうねって回転します。

BluEarth-Es ES32 145/80R12 74S タイヤの外径は537mmなので、1mmの狂いは約0.19%の狂いです。これが大きいのか小さいのか、それは分かりません。

ユニフォミニティマーク赤色の点を使ってタイヤとホイールを組んでもらっているので、これ以上はどうすることもできないのですが、もし自分でタイヤの組みかえが気軽に行えるのならば、タイヤとホイールの位相を半周ずらして回したらどうなるのかなど、試してみたいことはたくさんあります。

タイヤ外径が537mmなので、円周率3.14159で計算すると、タイヤ円周が1687.03mmです。時速100kmの1秒当たりのタイヤ回転数を計算します。100km = 100 × 1000 × 1000mmです。1時間は 60 × 60秒 = 3600秒です。100 × 1000 × 1000 ÷ 1687.03 ÷ 3600 = 16.47回転になります。(あってる?)

時速100kmのとき1秒当たりのタイヤの回転数は約16.5回です。ということは、もしタイヤ1回転あたりの振れが原因となって発振されるのであれば、ハンドルのシミーは16.5Hzの周波数で観測されるのでしょうか。同様に計算すると約時速61kmの周波数が10Hz前後となります。(この計算であっているのか?)

もし今度ハンドルの振動が起きたときは、その振動の状態を60fpsの動画で記録して、どれくらいの周波数で揺れているのか観察してみたいと思いました。

まとめると(まとまっていないけれど)、ホイールバランスを調整してもらった状態で、横振れも縦振れも最大で1.5mm程度ならば、不具合はまったく感じないということが分かりました。

予備のタイヤホイールセットを作る

取り外した4本のホイールから真円に近いホイールを2本選んで、予備のタイヤホイールのセットを作ります。

▲ 外したホイールは、錆が出ていたり、汚れがついていたりします。

▲ きれいに洗い、ヤスリで足づけを行い、錆止め入りの塗料をスプレーしました。

▲ 塗装の肌がそろうように、3回に分けて塗装を行いました。

同様に、タイヤを組んでもらい、バランスを取ってもらいました。タイヤは、手持ちのタイヤ(新古として売られていた中古タイヤ)を持ちこんでお願いしました。

グレー(ネズミ色)のホイールをつけたことで、おもちゃのような車がさらにおもちゃっぽくなりました。

横振れが0.5mmから1.0mm、縦振れが0.5mmから1.0mmのタイヤホイールの組みをを右前につけました。横振れが1.0mmから1.5mm、縦振れが0.0mmから0.5mmのタイヤホイールの組みを左前につけました。

そんなわけで、念願の新品タイヤホイールになりました。うれしい。

(エッセくん えぴそーど19)エッセにステップホーンボタンを取り付ける ⇒ ステップホーンボタンを取り付ける

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