ダイハツ エッセくん DBA-L235Sの クラッチペダルとブレーキペダルの高さ(ストローク)と クラッチのミートポイントを 調整します。
コミコミ36万円号のエッセくん。ちょこまかと部品を交換して 不安なくドライブが できるようになってきました。
さらに気持ちよくドライブするために、運転姿勢(ドライビングポジション ドラポジ)を 自分好みに調整します。
クラッチペダルの高さ ストローク調整
クラッチペダルを めいっぱい踏みこんだときの 終点位置(踏みこんだときの高さ)を調整します。
▲↑▲ みんな大好きスリーペダル。最も左側(助手席側)に 生えているペダルがクラッチペダル。
▲↑▲ クラッチペダルの根本は こんな感じになっています。
純正形状でも やんわりと 機能している クラッチペダルの踏みこみストッパー。
このストッパーの厚みを増す(下駄をかませる)ことで、クラッチペダルを 踏みきったときの高さを 調整する(高くする)ことができます。
▲↑▲ クラッチペダルから折れ曲がるストッパーと ボディー側のストッパーがぶつかることで、クラッチペダルが必要以上に踏みこめないようになっています。
このストッパー部分の厚み?を調整することで、クラッチペダルを踏みこんだときの高さを調整します。
左脚を めいっぱい伸ばさなくても クラッチのストロークが終わるような位置に(クラッチペダルを踏みきったときの位置が高くなるように)します。
▲↑▲ クラッチペダルから折れ曲がる ストッパー部部分と 似たようなサイズの座金(ワッシャー)を 両面テープで貼り合わせ、自分好みの 踏みきり高さになるように、座金の枚数を変えて 厚みを調整します。
▲↑▲ 常に圧着される方向に力がかかるので 両面テープだけでも大丈夫だと思いますが、念のためにタイラップも併用して 固定します。
クラッチスタートのスイッチが押せるように
クラッチペダルを踏みきったときの位置が高くなるように調整したので、クラッチスタートシステムのスイッチが クラッチペダルを かいして 押せなく(届かなく)なります。
▲↑▲ このクラッチスタートシステムのスイッチを 押せなくなってしまうので
▲↑▲ このように ボルトナットを組み合わせて、クラッチペダルを踏みきったときに ちょうどよく クラッチスタートのスイッチが押せるように 細工をします。
▲↑▲ ボルトの頭に ゴム製のキャップをかぶせると、接触時の カチカチ音が 静音されます。
クラッチのミートポイントを調整します
クラッチペダルのストローク(踏みきったときの高さ)が調整できたので、次は そのストロークの中で クラッチのミートポイントを 好みの位置に調整します。
エンジンフードをあけて
▲↑▲ バッテリーを固定している部品を外します。
▲↑▲ 配線類を固定している クリップを外します。
▲↑▲ バッテリーを外すと バッテリーの台座が見えます。このバッテリーの台座、たぶん おそらく ガラス繊維が? ねりこまれた樹脂のようで、素手で触ると チクチクして 痛いです。
▲↑▲ バッテリーの台座を外すと クラッチワイヤーの調整部分が 見えてきます。
ワイヤーそのものを 矢印の向きにひっぱると、ロック(つめのようなもの)を解除することができて、ピンクの印がついたダイヤルを スムースに回すことができます。
ちょうどよい位置を探すために 何回か調整を繰り返すことになりまして、このようにマーキングしておくと 手戻りが少なくなります。
ミッションから飛び出ているレバーのガタを常に確認し、クラッチワイヤーがキュンキュンに張られすぎないように、調整できる範囲内で 好みの位置を探します。
ブレーキペダルの高さを調整します
ヒールアンドトゥ(いにしえの儀式)が やりやすいように ブレーキペダルの高さを調整します。
▲↑▲ ブレーキペダルの根本に、ブレーキペダルと ブレーキブースター(マスターバック?)から飛び出るロッドを、接続している部分があります。
▲↑▲ このロックナットをゆるめます。
▲↑▲ このロッドを 回転させることで ブレーキペダルの高さ(ブレーキペダルのストローク位置そのものが まるっと前後するイメージ)を調整することができます。
ブレーキが かかりっぱなしにならないこと ブレーキを めいっぱい踏んだときに 底付きしないこと などなど、注意しながら 少しずつ調整します。
(アクセルペダルの位置だけは サクッと調整することができないので、アクセルペダルの位置に合わせて ブレーキペダルの位置を調整し、それらの位置に合わせて クラッチペダルの位置を調整するような感じです。)
ストップランプのスイッチを調整します
ブレーキペダルの位置に合わせて ストップランプのスイッチ位置も 調整します。
▲↑▲ このスイッチから ブレーキペダルが離れることで ストップランプが点灯する仕組みになっています。
▲↑▲ コネクターを外します。
▲↑▲ コネクターを 外した状態で、このストップランプスイッチを 左に ひねって外します。そして、よき位置に探りつつ もとに戻します。
ブレーキランプが点灯しっぱなしにならないように 注意しつつ、いい塩梅の位置を 探します。
何度か試走して 少しずつ 好みの位置を探しました。運転姿勢(ドラポジ)が よき塩梅になると、運転が もっとずっと 楽しくなります。
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