スツールを作りました。
スツール 丸椅子 木工 家具 無垢材 diy
イスの中でも 特に 背もたれの無いイスは スツールと呼ばれます。アジト(おうち)の車庫(作業場)で座る椅子(イス)が欲しくて作りました。
高さを55cmに設計しました。
スツールを作りました
手作りの作品を(商品として)通販サイトで販売しているハンドメイド作家?の人達が作っているデザインを真似しました。
座る座面は アジトに転がっていた木片です。形を整えてから磨きました。
埋め木の頭
崩れかけの節を隠すために、節を削って埋め木を細工しました。
埋め木の頭を削る治具を使って、5角形を削ります。
治具をクルクルと回しながら、埋め木を削ります。
形を整える作業に時間は必要ですが、イイ感じです。
貫の高さをそろえる治具
脚の傾き角度は 4度にしました。
十字の貫(ぬき)の取りつけ高さがそろうように治具を作りました。
同じ作業工程が数回繰り返される場合は めんどうでも治具を作ったほうが 組み立てが早く正確に行えます。
欅 ケヤキの座面 スツール
座面は おそらく 欅(けやき)だと思われます。
鉋(かんな)で平面を作り 軽くヤスリで磨き オイルで仕上げました。とても好みの色合いになりました。
スツール 脚の組み方
脚の組み立てに とても悩みました。
あっちを立てれば こっちが立たず な状態なってしまい 理想的な状態から 大きく離れたところに着地しました。
▲↑▲座面に近い側の相欠き継ぎ。
▲↑▲地面に近い側の相欠き継ぎ。
これら2つの相欠き継ぎの密着部分(2か所)と 座面と脚の密着部分の3か所が ネジを締めていくと ケンカしてしまう構造になっていました。
加工精度と組み立て順序の問題もありますが、加工精度に頼らないと上手に組み立てられない(失敗した)設計でした。
地面側の十字の貫(ぬき)と 垂直方向の脚は ビス(ネジ)によるイモづけ?です。ビスの頭は埋め木で隠してあります。
90mmの長さのあるネジを使いましたが、これで実用に耐えうる強度が確保できるのかどうか疑問です。
地面側の十字の貫は 足で踏んづける可能性もある高さなので、大きな力が加わることを想定して作るべき部分です。
次回のスツールは ちょっと工夫を入れたいと考えています。
スツールを作りました。
このスツールを作るために、「埋め木の頭を削るための治具」「一定の角度で材を切るための治具」「垂直に穴を開けるための治具」を作りました。
木材に対する着色と保護の方法として「オールドウッドワックス」「ワトコオイル」「オスモカラー」「水性ステイン」「アマニ油」を試しました。
木材の表面を短時間で丁寧に整えるために 鉋(かんな)の練習をしました。
やれやれ。
次は 木を組む練習をしたくて、今使っている作業台では 精度の高い加工が難しいと判断し、新しい作業台を作ることに決めました。
ほぞ継ぎ加工を試行錯誤します ⇒ ほぞ継ぎ ほぞの加工を試行錯誤する
スツールの脚を組むのは難しい ⇒ スツール丸椅子を作るときの基準面
ということで 作業台を作りかえました ⇒ 作業台を作りかえます