ほぞ(挿しこむ側)を加工します。
アサリの無いノコギリと ノコギリを同一平面上で往復運動できるような平面を 用意します。
▲↑▲ こんな感じです。この状態を作り出すために 2週間くらい あーだこーだして 試行錯誤を繰り返しました。
精度が高いほぞを ばらつきが少なく 加工できるような環境が整いつつあります。
平面度が高い板を用意する
可能な限り平面が保証されている作業台を用意します。
パイン集成材の板を使いました。他の用途に使っていた板の使いまわしなので 穴ぼこだらけです。
屋外に出しっぱなしで半年以上経っているので 乾燥が進み 反りの進行が落ち着いていることを願いつつ、今以上の反りの進みをおさえるために 裏側に補強を入れます。
鉋(かんな)と(定規の代わりに)L字のアルミ材を使って 平面を削り出します。
▲↑▲ 板は違いますが こんなイメージで ゆっくり じっくり がんばります。心が折れそうになりながら がんばります。
のこぎりを動かすための治具
のこぎりを同一平面上で往復運動させるための治具を切り出します。
▲↑▲ このように 平面度が保証されている板に のこぎりの刃を押しつけつつ のこぎりを動かせば、狙った平面を保ちつつ切断することが できるはずです。
基準となる平面(治具)から外れた部分を削らないように あさりのないのこぎりを用意する必要があります。
卓上丸のこで材を切断したときにできあがる切断面の平面度を利用して 治具に転用します。
▲↑▲ 卓上丸ノコの水平垂直の精度をできるかぎり高くするため 調整目盛りを読みやすく振りなおして 調整を追い込みます。
卓上丸のこで切り出すブロックの高さを変えることで、ほぞの大きさを自在に調整できます。
のこぎりの刃を素手で持って ブロックに押しつけつつ のこぎりを動かし ほぞを加工します。
ほぞ継ぎ(Mortise and tenon joint)を試行錯誤しています。まずは ほぞ(挿しこむ側)が 加工できるようになりました。
次は ほぞ穴を加工するために あーだこーだ します。そのために トリマー用のテーブルを作ることにしました。
ふー。
ほぞ穴(凹)を加工します ⇒ ほぞ継ぎと なんちゃって込み栓の試行錯誤
アリ継ぎ加工に あこがれて ⇒ トリマーテーブルを作りました
かっこいいスツールが作りたくて ⇒ スツールを作りました