ダイハツ エッセ MT 中古車を 買いました

+ + +

ダイハツ エッセの 中古車を 36万円で買いました。5速MTです。

車検証の 初年検査年月は 平成19年(2007年)7月と記されています。

型式は DBA-L235S(FF前輪駆動)、購入時の走行距離は 94144km、車検2年取得、その他整備は 一切無しの現状販売(もちろん保証無し)、税込みで 355500円。およそ税込み36万円のエッセくんです。

カラーコードは B61 シーブルー、エンジン型式は KF-VE、5速のマニュアルトランスミッションを搭載しています。

シーブルーで5速のエッセを 半年くらい探していました。

ダイハツ エッセ DBA-L235S 前期型

2005年11月から 2007年9月生産までが前期型、2007年9月から 2008年6月生産までが中期型、2008年6月から2011年9月生産までが後期型。だと思われます。たぶん。

L235S(FF 2WDモデル)の 補機類にかかる ベルトの交換部品を調べると 上記のような年月で 純正部品番号が変更されているので、なんらかの設計変更が行われて 前期中期後期の区分があると 推定しました。

僕が買った ダイハツ エッセくんは 前期型です。前期型と思われる純正部品の品番を頼りに 補機類用のベルトを交換し 不具合なく交換することができたので 間違いないと思います。

ダイハツ エッセ MT 5速

マニュアルトランスミッションの車に乗り続けてきました。

通算4代目の愛車となる 今回のエッセくんも もちろん、マニュアルトランスミッションが搭載されているモデルを選択しました。

エッセは 見た目(デザイン)が好みで、10年以上前から 1度は所有してみたいと思っていた車種でした。

ABS無し、TCS無し(VSCなんて もちろん無し)、物理的なケーブルによるスロットルのバタフライ開閉(ようするに電スロでは無い)、重ステラックが おそらくポンづけ、車両重量700kg、などなどなど。

ニヨニヨが とまらない車です。

30万円 10万キロ 15年落ちの 中古車 軽自動車

車検2年取得、2007年式(2022年から さかのぼると 15年前)、走行距離94144km(およそ10万キロ)の軽自動車です。保証無し 車検整備のみ 現状販売で 税込み355500円(約36万円)でした。

外装は、パッと見は キレイです。だけど 細部を よーく見ていくと 細かい傷や へこみが いたるところに見つかります。

ボディの塗装のツヤは なんとなく あるような ないような、そんな印象です。屋根の塗装のツヤは失われていて、白っぽく なりはじめています。

樹脂部品である 前後のバンパーと 鉄板で構成されるボディの部分で、劣化速度の差から 色味に差が 生じています。まぁでも、そんなもんでしょう。

購入時に 細部まで じっくりと観察しましたが、おそらく事故車では ありません。前も後ろも 板金修理が必要なほどの 大きな事故の跡は、購入前に 見つけることができませんでした。

購入後、整備にあたって フロントバンパーと フロントフェンダーの裏側の フェンダーライナーなどを 取り外しましたが、ぶつかったような跡は(それを修理したような跡も)見つかりませんでした。よしよし。

オイル漏れは 保証の対象なのか 中古車販売

「オイル漏れは オイルが入っている証拠である!!」と、イタリア車とかフランス車とかイギリス車とか カワサキのバイクに乗っている オジサンが教えてくれました。

シリンダーブロック(ピストンが上下運動している箱)と シリンダーヘッド(OHCの場合 カムシャフトが回っている箱)の間のガスケット(たぶんヘッドガスケット)部分から オイル漏れしています。ぬーん。

漏れているのは 入っている証拠です!

ミッション側(助手席側)の ドライブシャフトと ミッションケースの間のオイルシール(ドライブシャフトオイルシール?)部分から オイル漏れしています。ぬーん。

漏れているのは 入っている証拠。。。

ミッションケースの 車両後方側の シフトロッドが接続されている部分の オイルシールからも ミッションオイルが漏れています。ぬーん。

オイル漏れは。。。

これらは L235Sエッセだけでなく この年代のKFエンジンが搭載された ダイハツFF車(ミラとかタントとかムーブとか)の持病だそうです。

このあたりの状況も 購入前に調べて 頭に入れた状態で 車両をジロジロと確認して、ばっちり漏れていること理解したうえで お金を払いました。

僕が買った 中古車販売店の約款には「車両の機能上、影響のない音 振動 オイルのにじみなどは 保証の対象外です」と明記されているので、有償の保証パックに入っていたとしても これらの漏れ(にじみ)は 保証対象外になるのでしょう。

もし このあたりが気になる人は、中古車を購入するときに その中古車販売店に めちゃめちゃ しつこく、そして詳しく 確認を取ることを おすすめします。

もちろん ショックアブソーバーからも 、前後左右の4本とも (もれなく!?)オイル漏れしていました。いーんです。ボチボチ直していくので問題ありません。

ボンネット裏側の オイル付着

ボンネットの裏側、補機類のベルト(ファンベルトといわれるベルト)が回っている側(運転席側)に オイルが飛んで 付着したような跡がありました。

このエッセの 中古車を見に行って 選んでいるとき、オイル?の跡は すでに乾いていて 最近付着したものなのか 過去に付着したものなのか 状況は よく分かりませんでした。

なんらかのオイルが 運転席側の どこかのシール類から漏れていて、補機類を回すプーリーやベルトに付着し、それらの回転によって 巻きあげられて ボンネットの裏側にまで 飛び散った結果と 想像できます。

エンジンオイル交換のときに ベルト周辺にオイルをこぼしてしまい、それらをすべて拭き取らず 補機類を動かすプーリーの回転によって飛び散った跡である可能性。

補機ベルト(エッセの場合は オルタネーターとウォーターポンプを回すベルト、エアコンのコンプレッサーを回すベルト、油圧パワーステアリングのポンプを回すベルトの3本のベルトが かかっています)が イイ感じにボロボロだったので、過去にベルトが鳴いたことがあり、応急処置的に ベルトの鳴き止めスプレーのようなものをかけられて、それらが プーリーの回転と ベルトの動作によって 周囲に飛び散った跡である可能性。

いろいろと原因は考えられます。

ボンネット裏の オイル付着の 原因の正体は まだ分かりませんが、様子を見ながら 乗っていきます。

ダイハツ KF型エンジンのオイル消費問題

ダイハツの 初期のKF型エンジンの オイル消費問題について、インターネットを調べると かなり多くの 先人たちが苦戦したページを見つけることができます。

このエッセくんは 2007年式なので まさに初期の初期の KF-VEエンジンが搭載されていることになります。

KFエンジンは 欠陥エンジンとか 地雷エンジンとか、あーだこーだ いろいろと書かれていて、ちょっとだけ ドキッとします。

実際に このエッセに載っている このエンジンを ぱっくりと開けて 中身を見たわけでは ないので、詳しい状況は まだなんとも さっぱり分かりません。

(自分自身でも 実際に中身をあけて観察していないので あまりよく分かっていませんが)KF型エンジンは 低燃費志向に設計されていて、シリンダー内壁とピストンリング外周との接触部分の摩擦抵抗を小さくするために ピストンリングが シリンダー内壁を押さえつける張力が 弱いそうです。

(のちに 設計変更されて 張力を高めた オイルリングが 供給されています)

ふむ。

オイルの管理が悪く、油膜を保持する能力が低下した状態のオイルを使ってしまうと、ピストンリング外周とシリンダー内壁の間から 燃焼室にオイルが上がっていってしまい、ガソリンと空気の混合気と一緒に オイルも燃えてしまうそうです。

(ちゃんと勉強したことがないので クワシイゲンリハ ヨクワカラナイ)

うむ。

その結果、オイルが減っていき(オイル消費 オイル上がり)、最終的に エンジン内部の潤滑に必要なオイルが足らず、エンジン内部の各部で 油膜切れが発生し、異音が出たり 焼きつきが起きたり してしまうそうです。

ムズカシイ ハナシハ ワカランネ。

そんな いわくつき 地雷エンジンな KFエンジンを搭載しているエッセくん。

納車されてから 速攻(即行 そっこー)で オイル交換を行い、ちょっと高級なオイルと添加剤を飲ませました。

日ごろから オイル量の確認を行って 油膜切れさえ防げれば、エンジンが焼きつくなどの 最悪の事態は防げるのかと 思います。(そう信じてる)

リアワイパーレスなところが カッコイイですね。

そんなわけで、あくまで車検が取得できただけで、整備らしい整備は まったくされていない状態(現状販売)で納車されたエッセくん36万円号です。

アジト(おうち)のまわりを ちょろちょろっと乗ってみただけですが、エッセは 運転が最高に楽しい車であることに 間違いはありません。

安心して乗れるようになるまで ボチボチ整備していきます。

(エッセくん えぴそーど2)エンジンオイル交換編 ⇒ エッセのエンジンオイルを交換します