分数は 計算をすすめる前の 割り算です。
分数は 割り算です。
分数は 小学校で過去に習ってきた数とは 異なる性質を持っています。
例えば
3/4という分数は 3÷4という割り算になおして計算することで 0.75という数になります。このように割り算の計算をすすめることで ようやく 過去に習ってきた数と 同じように扱うことができる数、それが分数です。
1 3 127 2.5 19 2.54 0.75 などなどなど。これらの数と 分数は まったく異なる性質を持つ数です。
分数は 計算をすすめる前の 割り算です。このように 分数は 特別な仕組みを持った数です。
分数 苦手 分からない
小学校5年生の後半で 約数 倍数を習った後に 分数の約分 通分を習います。ここで「分数きらーい 分数にがーて」になる人が たくさん登場します。
分数は 計算をすすめる前の 割り算です。
分数は 今まで勉強してきた数とは 異なる性質を持ちます。このことを 耳にタコが できるくらいに 教えたいです。
(教科書の順番の都合で 分数と割り算の変換が授業で取りあげられるのは もうちょっと後のページになっています。だけど 分数と割り算の変換も 同時に教えないと 分かりにくくなってしまうような ごにょごにょ。)
小学生 5年生 算数 分数 約分 通分 苦手 難しい 克服 教え方 分からない
分数 約分 通分 苦手 克服 教え方
例えば 2.5という大きさの数を分数で表します。
5/2 や 10/4、25/10 や 50/20 など 2.5という大きさを表す分数は 何通りも(無限に)存在します。
だーかーらっ。
約分や通分という 操作を行うことができるんです。分数は。
今まで習ってたきた 普通の数 例えば10という大きさの数は 文字を11に書き換えてしまうと それは11という大きさの数を表してしまいます。
分数の場合は、5/2を10/4に書き換えても、どちらも同じ2.5という数の大きさを表します。
分数は 過去に習ってきた数とは 異なる性質を持ちます。
だーかーらっ。
約分や通分という 操作を行って表面上の数字が変化しても、分数そのものが表す数の大きさは 不変なんです。分数は。
この仕組みを分かりやすく伝えることで、分数に対する苦手意識が大きく軽減します。
約数と倍数に対する 習熟度
もうひとつは 約数や倍数に対する慣れ(習熟度)の問題です。
例えば 3/4+2/3という分数の足し算が出てきたときに、4と3から サクッと 12が連想できるのかどうか。
12という数が 1 2 3 4 6 12 という約数を持つことを パッと思い出せるかどうか。
3の倍数が 3 6 9 12 15 18 24...と サッと計算できるかどうか。4の倍数が 4 8 12 16 20 24...とスッと計算できるかどうか。
暗算になったときの 足し算とかけ算の習熟度が 分数問題の計算速度に 如実に反映されます。
なので なんとなく 分かります。分数が苦手になってしまう気持ち。
算数は 積み木を積んでいくようなタイプの勉強です。足し算やかけ算の土台が ふにゃっていると、分数は難しいと思います。
分数が苦手になってしまったら まずは分数の仕組みをもう1度教えてもらってほしいです。
その次に、足し算とかけ算の暗算を たくさん練習してほしいです。
分数と約分の話を詳しく ⇒ 分数と約分 小学生 算数
分数と割り算の話を詳しく ⇒ 分数は割り算 小学生 算数